佐賀県佐賀市伊勢町にある九州のお伊勢さん

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日本で唯一、伊勢神宮より破格の恩恵をうけ、分霊(ぶんれい)を勧請(かんじょう)することのできたお社(やしろ)です。

遠く天文の頃(1532年から1555年までの期間)、伊勢の神宮より御分霊を奉祀し神埼郡田手に九州唯一のお社ができその後、鍋島蛎久の地に移され、藩祖鍋島直茂公ご夫妻のご信仰篤く、初代藩主鍋島勝茂公、慶長年間(江戸時代)朝鮮出兵の戦勝祈願成就により、慶長十年(西暦1605年)に遷座建立されその後、昭和15年紀元二千六百年を記念して改築され現在に至ります。


子孫繁栄、商売繁盛、五穀豊穣の神様として、また子授祈願には特にご利益があるということで、肥前の国だけでなく九州一帯より、多くの参詣者があり、九州のお伊勢様と称ある特別の神社になりました。(伊勢神社HPから)

佐賀市指定重要文化財石像肥前狛犬 一対

石造肥前狛犬は一般的に小形で姿勢は静的、彫法は簡潔素朴、全体的に丸彫りで、脚部分は彫り抜かずに浮き彫りで表現されており非常に大胆かつユニークで一見狛犬とは思えない姿形で目を引きつけます。
肥前狛犬は在銘のものは少ないといわれていますが、この狛犬は寛文7年(江戸時代初期)と造立銘があるため、佐賀市で最も古いものとして注目されています。(伊勢神社HPから)


初めて伊勢神社に参拝した時、圧が掛かった感じがしたので見てみると、狛犬が鎮座していました。それからは参拝の度に礼をするようにしています。


その他に、伊勢恵比寿神社、英彦山神社とお祀りしてあります。

伊勢恵比寿神社

今から260年前のことですが・・・
寛保3年(江戸時代中頃)伊勢神社のある伊勢屋町(現在の伊勢町)は旅館や呉服屋が多く並ぶ町でした。この町は長崎街道の要路にあたるため、商売でとてもにぎわい繁栄した町です。
このことを伊勢屋町の氏子の方々が神様のおかげと、石造の恵比寿様をご神体として伊勢神社境内にお祀りしたそうです。
佐賀市で最も古い御恵比寿様として、御霊顕あらたかな数々のお話しも伝えられております。(伊勢神社HPから)

英彦山神社

伊勢神社氏子町内の伊勢屋本町(現在、伊勢町)におられた大島浩嗣氏が、佐賀の町の発展と災害から護るために、昭和59年9月に伊勢神社境内に石造りの御神体とお社を奉納されました。
現在も、毎年1月、5月、9月の3回大島家の家人に引き継がれて滞ることなく祭典に御奉仕頂いております。(伊勢神社HPから)

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