有田を通り過ぎつつ…

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毎年ゴールデンウィーク辺りに開催される有田陶器市。佐賀県有田町内一円にわたって店舗が並び全国から約100万人が訪れ賑わいます。

2017年の有田陶器市の様子

折角なので陶磁器の産地として有名な佐賀県有田町に寄ってみました。

と言っても、有田陶器市に数回来た事があるだけで土地勘がないため当時訪れた陶山神社に行ってみました。

陶山神社』正式には「すえやま神社」と読み、通称で「とうざんじんじゃ」と呼ばれています。

「陶」=焼き物を焼くところ、「山」=窯という意味が込められているそうで、陶山神社は「焼き物を焼く窯」という地区の総称「陶山」に因み「陶山神社」と命名されました。

境内の階段を登る途中で電車が来たので急いで降りてシャッターを押しました。

そんな陶山神社の神様の通り道「参道」を横切るのが…な、な、なんと電車!

明治時代、国鉄(現JR九州)が博多から佐世保までを最短距離で結ぶ線路を考えた際、そのルート上にあったのが陶山神社だったそう。

神社の中に線路を敷くことには抵抗があったと思いますが、有田の焼き物が全国に流通できると有田、佐賀が潤うということで未来のことを考えての決断だったのでしょう。

鳥居の雰囲気が変わったと思ったら、2020年1月より「磁器製鳥居」が修復されていたようです。

当時見た鳥居は明治21(1888年)年に奉納された「磁器製鳥居」で、長い年月により部分的に欠けたり、ひび割れがあったので修復されました。高さ3.7m、幅3.9mの鳥居は白磁に天然呉須の淡いブルーの文様が入っており建立当時を思わせる美しい鳥居の姿に戻り、この地に訪れる人々をお迎えしています。

そういえば…

SNSでトンバイ塀付近に、ガンダムのマンホールがあるって投稿見たなぁ。

と思いだし、調べてみると目と鼻の先だったので行ってみることに。

20代前半と思われるグループに、もしかすると…と思って付いて行くとお目当ての「ガンダムマンホール」が!しかし…そのグループは「ガンダムマンホール」を見る事なく見事にスルー…心の中でお礼を伝え、手を振りました。

佐賀県有田町に「ガンダムマンホール」&プロジェクト初登場の「グフマンホール」

「ガンダムマンホール」の寄贈は、バンダイナムコグループが推進するガンダムプロジェクトが全国の自治体と協力し国内の活性化を図るとともに全国の世代を超えたガンダムファンとの絆を表す「ガンダムマンホールプロジェクト」の取り組みのひとつです。

その一環として、佐賀県有田町に「ガンダムマンホール」と「グフマンホール」が寄贈されました。

「ガンダムマンホール」は、背景にトンバイ塀をデザイン。トンバイ塀は、トンバイと呼ばれる耐火レンガの廃材や使い捨ての窯道具を赤土で塗り固めて作った塀のことで、やきものの里・有田ならではの観光スポットとなっています。

「ガンダムマンホール」

設置場所:辻精磁社 横(トンバイ塀通り)(佐賀県西松浦郡有田町上幸平一丁目1258-1地先)

「グフマンホール」の背景には、国指定史跡である泉山磁石場がデザインされています。

戦隊モノの撮影とかありそうな雰囲気です。

「グフマンホール」

設置場所:泉山磁石場 展望所(佐賀県西松浦郡有田町泉山一丁目380-1)

通り過ぎずに寄ってよかった…気ままにお写んぽでした。

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