先日からエンジンの掛かりが悪かったので時期交換かなと思っていたところ、ガソリンスタンドで給油後にエンジンが掛からなくなりTHE END…ガソリンスタンドの店員さんに簡易的に充電をしてもらい帰宅したのでした。
前回はカー用品店で交換しましたが(初期車両搭載のバッテリーは85D26Lだったのが、110D26Lになりました。)、バッテリー交換くらいなら自分で取り替えられるのでネットで注文することにしました。
選定基準
1.充電制御車対応であること。
2.補水不要のMF (メンテナンスフリー)であること。
3.密閉型であること。
4.高性能(容量)であること。
今回は車の買い替えを考えているので1年程度持てばいいかなと思い廉価なバッテリーを選択しようと決めました。ちなみに前回のカー用品店仕様のバッテリーは3年半位持ちました。これまで2年半位で交換していたので頑張ってくれました。
で、今回購入したのは…
アクアドリーム 国産車 充電制御車対応バッテリー MF 110D26L
仕様
メーカー:アクアドリーム(Aqua Dream)
モデル:AD-MF 110D26L
梱包サイズ:25.8 x 22 x 17.2 cm; 17.9 kg
商品モデル番号:MF 110D26L
ボルト数:12 ボルト
標準車(充電制御車)にご使用の場合、24ヶ月間または走行距離4万km(何れかの早期到達時迄)
【警告】※バッテリーには電解液(希硫酸)が入っています。※横倒し、逆さま、落下や衝撃を与えないで下さい。※電解液がこぼれると危険ですのでご注意下さい。※バッテリーを取り扱う前に取扱説明書をご確認頂き正しくご利用下さい。 ※保証対象は取扱説明書記載の保証適用条件に準じます。( ご購入後、ご利用前に、必ずご確認ください。 ) ※お買い求めの前に必ず車両に搭載されているバッテリーの形式をご確認ください。 ※バッテリーは車両の年式、仕様により適合しない車種が有りますので現車のバッテリー形式、及び適合表などで確認の上お選び下さい。
バッテリーの数字の意味
バッテリー本体には、それがどんな仕様のバッテリーなのかがわかる数字が記載されています(多くの場合本体上部記載)。国産車用、欧州車用、エコカー用など種類があるので、自分のクルマのバッテリーがどのタイプのものか把握しましょう。
数字の見方
110D26L(今回購入のモデルで説明します)
最初の3桁(2桁TYPEもあります。以前は2桁でした。)
最初の数字はバッテリーの「性能ランク」を表しています。数字が大きいほど始動性能や容量など総合性能が高いことを表します。性能が高いに越したことはありませんが、性能に比例して価格がアップしますし、バッテリー自体が大きくなってしまいバッテリースペースに収まらなくなってしまうことがあるので、適正なサイズのものを選ぶことが大切です。ただ、高出力なオーディオやモニターなど電装品を追加した場合などは初めから搭載されているバッテリーでは容量が足りなくなる場合もありますので、その場合は容量アップが必要になることもあります。
容量アップする場合は、販売店のスタッフやバッテリーメーカーが用意している適合表などを利用して自分のクルマに搭載できるサイズのバッテリーを選んでください。
1つ目のアルファベット
1つ目のアルファベットはバッテリーの短側面(バッテリーを真上から見た時の短い方の側面)の幅を表しています。これはAからHまでの8段階で、Aが小さくHが大きくなります。
また、バッテリーの端子の形状も判断でき、Aがボルトナット式、BとCがテーパー式の細いタイプ、D以上がテーパー式の太いタイプになります(乗用車はほぼテーパー式)。端子の形状が違うと装着できませんので、しっかり確認することが大切です。
次の2桁
次の2桁の数字はバッテリーの長側面(バッテリーを真上から見た時の長い方の側面)の長さを表しています。単位はcm。つまり、「26」とあれば約26cmということです。
最後のアルファベット
最後のアルファベットは、バッテリーの端子が「R」(右側)にあるか、「L」(左側)にあるかを表しています。バッテリーのプラス端子がある短側面から見てどちらにあるかということです。端子の位置が違うバッテリーは搭載できないので、自分で購入する場合は、もともと搭載されていたバッテリーと同じアルファベット(位置)のものを購入しましょう。
バッテリーの交換方法
必要な道具を揃える
バッテリー交換に必要な道具は、バッテリーのプラス(+)端子、マイナス(ー)端子につながっているターミナル部品を外すための工具などが必要です。
スパナ、レンチなど
バッテリーを外すとき、取り付けるときは端子についているターミナル部のナットを取り外す作業が必要になるのでスパナが必要です。万が一、作業中に車の金属部に触れたなどの場合に備えてすぐに工具を離すことができるようにスパナで作業するのが基本。
トルクレンチ
ナットやねじを締める力を測定する工具がトルクレンチです。車種ごとに適正な締め付けトルクは決まっているので確認して正しく使いましょう。
絶縁するアイテム
プラス端子のターミナルを外したら、周囲の金属パーツに端子が触れないように念のために絶縁しておくと安心です。軍手や絶縁テープなどでプラス端子のターミナルを保護。
作業用グローブ
バッテリーまわりで作業をする際は、感電のリスクを減らすために絶縁手袋があると良いでしょう。
ワイヤーブラシ
端子部に白い粉やサビが発生して汚れが付着している場合があります。端子が汚れていると電気の通りが悪くなるのでワイヤーブラシなどを用いて汚れを落とします。
メモリーバックアップ(今回は使用しませんでした。)
カーナビやオーディオの設定などメモリーを維持するために必要なバックアップ機器。バッテリーターミナルに接続して使うタイプなどいろいろな種類があります。
接点復活剤
接点部の酸化や摩耗による接触不良と迷走電流の発生を防ぎます。
バッテリー交換手順
バッテリー交換は端子のターミナルを外して新しいバッテリーに交換するだけ。と、手順は簡単そうに見えますが、気を付けなければならないポイントがいくつかあります。ポイントを踏まえながら交換手順を解説します。
①バッテリー位置の確認、エンジンを停止
車によってバッテリーが搭載されている位置が異なるのでバッテリーの位置を確認。分からない場合は車両説明書で確認します。バッテリー作業に入る前は必ずエンジンを停止させます。
②メモリーバックアップ機器の接続(今回は使用しませんでした。)
③バッテリーのマイナス(ー)端子のターミナルから外す
バッテリーを外すときはマイナス端子のターミナルから外します。(ショート防止)ターミナル部のナットを緩めてケーブルを外します。続いてプラス端子のターミナルを外します。ショートを防ぐために端子のターミナル部が周囲の金属に触れないように軍手や絶縁テープなどで絶縁します。
④古いバッテリーをホルダーから取り外す
古いバッテリーをホルダーから取り外します。固定されている場合はバッテリーステー(バッテリーを固定しているステー)を取り外します。バッテリーは重量が重いので気を付けつつ、液体が入っているのでなるべく傾けないように垂直に持ち上げましょう。
ここから取り付けです。
⑤新しいバッテリーを載せ、プラス(+)端子ターミナルから取り付ける
新品のバッテリーをホルダーに置き、固定されている場合はバッテリーステーを取り付けます。続いて絶縁用の軍手などを取り外し、プラス(+)端子ターミナルから取り付けます。次にマイナス(ー)端子ターミナルを取り付け。締め付け過ぎには注意。
⑥メモリーバックアップを外す(今回は使用しませんでした。)
最後にメモリーバックアップ機器を取り外します。
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バッテリー交換は以上になります。
交換後のバッテリーの廃棄方法
交換後の古いバッテリーは、基本的に自治体でも回収してもらえません。危険物が取り扱える業者に依頼するか、引き取り可能な店舗を探す必要があります。カー用品店などでバッテリー交換を依頼した場合は、処分してもらえるので破棄処分の手間が省けます。
処分時にカー用品店に連絡したところ店舗で購入した、していた場合は無料になるところが多いようです。数件電話して確認しましたが店舗によって無料のところ、有料のところがあるので電話で確認することをお勧めします。
まとめ
こんな感じでバッテリー交換してみました。
前のバッテリーと比較して少し音質がクリアーになった気がします。
Amazonの口コミでは充電不足の投稿がいくつかありましたが、測定装置がないので確認出来ず…
使い始めはアイドリングが心もとない感じだったのがそれなのか?
まぁ、数日後安定したので問題ないかな。立ち上がりも力強くなりました。
気になる方は選択肢として一度試してみてはいかがでしょうか。
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