といえば、福岡のソウルフード?ふくおか3大うどん店のひとつ「釜揚げ 牧のうどん」。(あとの二つは「ウエスト」と、先日すかいらーくHDに買収された「資さんうどん」。10月上旬に譲渡が実行される予定で、屋号や味、サービスは維持されるようです。)
福岡県民にとって馴染みの深いお店です。
「牧のうどん」って?
2022年11月に創業50周年を迎えた「牧のうどん」。
現在、福岡・佐賀県、長崎県で全18店舗が営業中で、その1号店となるのが、糸島市にある加布里本店です。(最近の糸島は海沿いならではの爽やかな景色が広がる絶景スポットから可愛らしいカフェまでと、インスタ映えスポットとして賑わっていますよ!)
店内はカウンター席、テーブル席があり、注文は各テーブルに置かれた細長〜い伝票に赤鉛筆で正の字を記入。ラーメンのように、麺の固さを「固麺」、「中麺」(普通)、「柔麺」から選べます。
今回は、関東のテレビ番組でよく「コロッケそば」を見るので、どんな感じかと「コロッケうどん」を「中麺」で注文しました。(そばじゃないんかい!)
なにやら「肉ごぼう天うどん」が人気で、「かしわご飯」が美味しいらしいです。
隣の年配の方が、うどんの替え玉を注文していたので「替え玉」があるっぽい。
卓上にあるネギは、自由に入れることができます。(減ると追加してもらえます。)
「牧のうどん」では、”新鮮な麺を提供できるように”と店舗ごとに製麺機が設置されています。
一般的な店舗のうどんは、茹でた麺を一度水で締め、注文を受けてから再加熱しますが、「牧のうどん」では、この工程を省いた釜揚げスタイル。注文が入るとすぐに麺は釜からどんぶりへと移されます。
「牧のうどん」といえば、“食べても減らない麺”!!
その量はなんと、一般的なうどんの倍にあたる約500gだそう。スープが麺に染み込んでフワフワのモチモチなのかと思っていたけど、そもそも麺の量が多かった…
福岡のうどんらしく柔らかなめな食感で、すっきりとしたスープともよく絡みます。
スープが減ってきたら、小さなやかんに入った継ぎ足し用のスープを注ぎます。
(昔は団体で行くと麦茶を沸かすような大きなやかんが出てきたらしいけど、今は個別に小さなやかんスタイルになったのかな?)
やかんはうどんと一緒に運ばれ、お代わりすることもできます。
このスープ(出汁用利尻昆布、カツオ節、サバ節、ウルメイワシ節を使用)は工場で一括して作られ、毎日2回に分けて各店舗に配送されています。
鮮度を保つため、90分以内に届ける というルールが定められているそうです。
「牧のうどん」の店舗が福岡・佐賀・長崎にしか存在しないのは、”美味しさを守るため”なんですね。
最後に…
「コロッケうどん」初めて食べたけど、食べ方が難しい。
出汁を吸ってゆるんだコロッケを食べるのか、なるべく揚げたての状態をキープするのか…
好みが分かれるんだろうな。
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