とあるキャンプ場で実際に体験した話。
そのキャンプ場は山奥にあって、河に面した場所と山の裾野にサイトがある自然豊かな環境のキャンプ場。
当日、チェックインが昼過ぎだったのでそれに合わせて到着。
管理棟で手続きをして事前に調べて予定していた場所に行ってみると、先客がいたため隣のサイトをキャンプ地としました。
早速ギア(道具)を車から下ろし、テントを組み立て食事の準備に取り掛かりました。
火を起こしてゆっくりと…なんて書いても長くなるだけなので昼間の出来事は端折ります。
夜になって…
少し上のサイト2箇所にソロで焚き火を焚いている方々は各々自分の時間を過ごし、山側から見下ろすと河沿いのサイトの人達も各々食事と談話を楽しんでいるようでした。
夜の10時頃になり、薪がなくなったので火の処理をして周りの方々よりも早くテントの中に入りました。
小説なんか持ってきたけど、慣れないことをやって意外と疲れていたのか眠気を催してきたので、そろそろ寝ようかとマットを敷いて就寝の準備をし、LEDランタンを点灯したまま眠りにつきました。
夜中に目が覚めトイレに行こうとテントから外を覗くと、他のテントではランタン等の照明が灯ってなく真っ暗闇でした。
ライトを点けて外に出て歩き始めると耳元で何か囁かれた気がしましたが、気にすることなくトイレに急ぎました。そして用を足してテントに戻り再度眠りにつきました。(この時に気付けばよかった…)
それからどれくらい経ったでしょうか…
わからないくらい深い眠りについていました。
が、その時…
引き摺られるくらいの強さで思いっきりガッ!!と腰を強く引っ張られました…
びっくりして飛び起きましたが、テント内はLEDランタンが点いていますしテントの出入り口のファスナーは閉じたままです。
人や動物がテント内に入ってきてないので、アレでしょう。 0!
声は出なかったものの動悸がして少し震えてしまいました。
怖過ぎてなられない夜になりました。と締めくくりたいところですが、
疲れていたせいかそれからぐっすり寝てしまいまして、気づいたら朝になっていました。
帰りに管理棟のスタッフに声をかけられましたが、聞くに聞けず…のまま。
口コミには書いてないので、そういう経験された方はまだいないのかも知れませんね。
おしまい。
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