今回は仮にドライブレコーダーの取り付けを失敗したとみなして進めていきます。
用意するもの
・ヘラ(スクレイパー)
・テグス(釣り糸、ロールタイプデンタルクロス、凧糸等)
・キーリング等
・シール剥がしスプレー(液、ゼリー状等)
・キッチンペーパー
・ガムテープ
・ラップ
・消しゴム
・柔らかい布等(拭き取り用)
手順
1.まず、接着面がどのような方法で装着されているか確認する。
2.グリップ(キーリング等)に結んだ糸を接着面と土台のスキマにすべり込ませる。グリップを両手でしっかり持ち、糸をすべらせるようにゆっくり左右に擦り、粘着剤とボディを切り離していく。(角から擦ると切り離しやすい。)
3.糸が途中で切れた場合は、ライン(糸)を程よい長さでカットし、グリップに結ぶ。
4.ボディに残った粘着剤のカスは、はがし液を塗り、ヘラで少しずつこすり落とす。
落ちない場合は剥がし剤を浸透させラップを掛けて時間をおく。
こすり落とす際にボディにキズがつかないように注意。
5.接着剤のカスはガムテープ等で取り除く。(消しゴム等でも可能。)
ボディに残ったはがし液は柔らかい布で拭き取る。
まとめ
取り外しキットなるものが販売されていますが、意外と身近にあるものを工夫すれば接着面を剥がすことができます。接着された様々なものに応用できそうです。
ついでに…
ドライブレコーダーの取り付けに使用する両面テープは、取り付ける箇所によって適したものが変わります。
取り付ける場所(フロントガラスやダッシュボードなど)にはさまざまな素材が使われているので、適していないものを使用すると、うまく取り付けられなかったり、すぐに外れてしまったりすることがあります。
ドライブレコーダーは機種によってはかなり重量があるため、粘着力が強力なものを選ぶことも大切です。事故にあったとき、ドライブレコーダーが外れて映像が記録されなければ意味がありませんので…
両面テープはどの場所に取り付ける場合でも、耐熱性のあるものを選ぶことをおすすめします。
駐車場などでは長時間高温にさらさせることがあるので両面テープの種類によっては、粘着力が弱まってドライブレコーダーが外れてしまうこともあるので注意が必要です。
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