「佐賀県立 佐賀城本丸歴史館」に行ってきました。
本丸御殿とは「城」の中枢部の建物で、藩主が政治を行ったり生活をしていた建物です。
現在、天保九年(一八三八)に再建された佐賀城本丸御殿の一部を復元した「佐賀城本丸歴史館」が佐賀城跡に建てられています。
「佐賀県立佐賀城本丸歴史館」として建てられた本丸御殿は日本で初めて復元され、2,500平方メートルの規模を誇り、歴史館内では時代を先導した「幕末維新期の佐賀」をテーマに佐賀城の復元や幕末維新期を先導した佐賀藩の科学技術、佐賀が輩出した偉人について分かりやすく紹介されています。
また、館内に入ると45メートルも続く畳敷きの長い廊下や320畳の大広間が広がっており、心地よい和空間を体感することができます。
「城」と聞くと石垣の上にそびえたつ「天守閣」を想像するのではないでしょうか?そして、その最上階では藩主が領地を見渡している姿を想像すると思います。しかし「天守閣」は物見櫓や倉庫に過ぎませんでした。
江戸時代の佐賀城
佐賀城総普請から幕末までの佐賀城の歴史について紹介
御殿建築の構造
建物の構造をわかりやすく示し、質の高い復元建物であることを紹介
長崎警備と佐賀藩
長崎警備を行っていた佐賀藩の様子を紹介
佐賀藩10代藩主鍋島直正
鍋島直正の人物像について紹介
開館時間・休館日
開館時間:午前9時30分~18時
休館日:12月29日~1月1日 ※その他 臨時休館日あり
入館料
無料(募金箱が設置してあります)
募金は、畳や障子の補修など、本丸御殿を復元した当館を快適に御見学いただくための経費の一部として使われます。
サービス施設
駐車場:無料 収容台数:119台
靴入れ・ロッカー:無料
畳敷きのため、靴を脱いでの入館。
靴入れは、鍵式と通常の下足箱・下足袋を使用。
またキャリーバッグ用のロッカーも鍵式で使えます。
地図
まとめ
佐賀藩といえば、勤勉であったということやお茶(売茶翁)、葉隠、有田焼や伊万里焼などの焼きもののイメージが強かったが、外様各藩の中で八番目の石高三十五万七千石を誇っており二百六十年もの長きに渡り鍋島家が治めていたということを今回初めて知り勉強になった。
余談ですが、熊本城にある本丸御殿は、震災の被害で現在入場不可なので鑑賞できないのが残念。当時行った時に数寄屋造りの茶室の前で、女の子が”すき家の牛丼”♪を連呼していて一緒に来ていた男の子がスッと離れていったのを思い出す…
また機会があれば「佐賀県立佐賀城本丸歴史館」に行こうと思います。その時はボランティア?の方の説明を聞きながら鑑賞つつ深掘りできたらいいな♪
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