2023佐賀インターナショナルバルーンフェスタ

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佐賀インターナショナルバルーンフェスタは、佐賀県佐賀市嘉瀬川河川敷をメイン会場として毎年11月に開催されるバルーン(熱気球)の国際的なフェスティバル(競技大会)です。


参加するバルーンは100機以上!大会期間中の来場者数は80万人を超えるアジア最大級の規模を誇るイベントです。

バルーン競技とは

バルーン競技は、目的地までどれだけ近づけるかを競う「スカイスポーツ」です。

バルーンは自動車のハンドルや飛行機のプロペラのように自由に機体を操縦できる装置を持ちません。


バルーンの操作はバルーンに取付けたバーナーを点火し、温かい空気を球皮内に送ることによる上昇と、球皮内に温かい空気を外に排出することによる下降のみであり、上空での水平方向(東西南北)への移動は、自然の風を利用するしかありません。

佐賀インターナショナルバルーンフェスタが開催される佐賀平野上空は、風向きや風速の異なる風の層が何層も重なっていて、時間と共に変化するため日本でも屈指の競技エリアとなっています。


目的地(ゴール、ターゲット)に的確に近づくためには、上空に吹く風の動きを見極め、瞬時にその風に向かってバルーンを上下させる高度な技術が必要となります。また、上空にいるパイロットが得られる情報は限られているため、地上チームのクルーと密に連絡を取り合い、風の状況を細かく正確に捉えることが鍵となります。

嘉瀬川河川敷(佐賀インターナショナルバルーンフェスタ会場)

嘉瀬川は、佐賀市三瀬村の背振山系に発し、有明海に注ぐ、幹川流路延長57km、流域面積368平方kmの一級河川です。


「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は、県道267号線池森橋南から国道34号線嘉瀬大橋、JR長崎本線鉄橋(JRバルーンさが駅)を経て、国道207号線嘉瀬橋までの南北約8kmの嘉瀬川河川敷を借りて開催されます。

会場駐車場

大会期間中、バルーン会場を中心に周辺も含め、収容台数にして約4,000台(土日祝休日は最大6,000台)の駐車スペースを用意してあります。


土日祝には会場駐車場を中心に周辺道路等も大きな混雑が予想されるので、十分時間に余裕をもって会場に向かうか、電車・バス(シャトルバス)などの公共交通機関の利用がお勧めです。

駐車場利用の際には、環境整備協力金(1,000円 / 1回)が必要です。環境整備協力金は駐車場等の会場整備に使用されています。

 開催期間

バルーン競技 = 11月1日(水)〜11月5日(日) 5日間

2023年10月31日(火)~11月6日(月)

参加機数

125機/チーム

競技*(第36回パシフィック・カップ)73機18機
フェスタ26機5機
バルーンファンタジア17機2機
オフィシャルバルーン9機(国内のみ)
合計126機25機

*「2023熱気球ホンダグランプリ」、国内は「第39回熱気球日本選手権」含む

競技フライト時間

7:00〜9:00、15:00〜17:00の1日2回 (最終日は午前のみ)

「佐賀バルーンフェスタ」のメイン競技であり開催3日間の総スコアで順位を競う「パシフィク・カップ」と、ファンフライトを楽しむ「フェスタ部門(午前のみ)」の2カテゴリーの競技飛行が行われます。

「パシフィク・カップ」とは

「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」という大会名称となった1984年から総合1位に贈られる優勝杯「パシフィック・カップ(Pacific Cup)。

「フェスタ部門」とは

バルーンにも様々な楽しみ方があり、佐賀バルーンフェスタ会場に集まる多くのお客さんの前で、「ゆっくりとフライトしたい」というバルーニストがエントリーするのがフェスタ部門です。

バルーンファンタジア 〜ゆかいなバルーン大集合〜

アニメの人気キャラクターやかわいい動物たちが巨大バルーンになって登場します。
気象・風速など、条件がよいと判断されれば、普段は入ることのできないローンチサイトへご案内ができる可能性があります。もし実現できれば、バルーンを間近に見ることができるチャンスです。

時間

午前のバルーン競技終了後〜10:30くらい

ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン(夜間係留)

暗闇の中、河川敷一面に広がったバルーンがバーナーの赤い炎に照らされライトアップされます。

漆黒の黒闇の中、音楽に合わせて焚かれるバーナーによって照らされる色とりどりの球皮はとても幻想的な風景です。

夜間係留の最後、一斉点火「バーナー・オン!」と共に嘉瀬川河川敷に花火が上がります!

時間

18:30〜

終わりに

「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」を見に行くと、天候の都合(風が強いため)で中止になることが多く、イベントステージでショーやコンサートを観たり、うまかもん市場やふるさと特産物、出店を回って飲み食いして帰る。ということが多かったのですが、今回は風が凪でゆっくり観ることができました。

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