未塗装樹脂は手入れをしなければ時の経過とともに必ず白化してしまいます。(紫外線を避けるために駐車場の中に入れっぱなしというわけにはいきませんからね。)
白化から守り黒さを長持ちさせるにはどうすれば…ということで、最近試してみた方法を書いていこうと思います。
アーマオール(Armorall)

未塗装樹脂部に艶出し剤を施工しても、すぐに効果が薄れるという悩みは昔から絶えません。艶出し剤を使用しても樹脂部分がすぐに白化してはがっかりしてしまいます。
効果が薄れる原因は塗った艶出し剤が雨や洗車で流れ落ちるからです。
すぐに効果が落ちる艶出し剤は水にシリコーンオイルを入れて界面活性剤により乳化させている商品で雨や洗車で水がかかると界面活性剤により再乳化が起きて流れてしまいます。
最近見なくなったけど価格が昔購入した時の倍くらいになってる…
現在アーマオールは車内用で使っています。艶がありベタつかないため、きれいな仕上がり。
クレポリメイト
色々調べて多くの方がオススメされているクレポリメイト。
こちらは幾つか種類があります。クリア、ナチュラル、DX、スーパークレポリメイト…

こちらは比較的安価で400円くらいで購入できます。ホームセンターで700円程のところも…(2025.09現在)
クレポリメイトのクリアを使っていますが、ナチュラルの方が艶は自然のようです。洗車2〜3回程度効果が続くようでタイヤへの使用も高評価みたいですよ。定期的に塗布をおすすめします。
Pellucid 未塗装樹脂専用コーティング剤
ペルシード(Pellucid) 未塗装樹脂専用コーティング剤 ガラスコーティング PCD-25 バンパー&モール用 黒樹脂復活 1年耐久

こちらは1300円程度です。(2025.09現在)1回施工すれば1年程度効果が持続するようですので、こちらがマストかと。口コミでも高評価です。
1年前くらいに買って部屋のオブジェと化しています。1年前に施工しておけば、ここで効果を書けたのですが…
コーティング前の下地処理
樹脂の黒さを長持ちさせるにはコーティングが最適ですが施工方法が重要になります。
特にコーティングはコーティング剤を塗布する前の「下地処理」が効果の良し悪しを左右するため必ず施工するようにします。
一般的な施工手順は洗車を行い、その後脱脂作業を行ってコーティング剤を塗布します。洗車時に汚れを確実に落としきることが重要です。
樹脂パーツには塗装面と異なり細かな凸凹があります。この凸凹(シボ模様)に汚れがたまると通常の洗車だけでは落ちにくくなります。
そこで、歯ブラシ「かため」で中性洗剤を使い歯ブラシで汚れを掻き出します。
「やわらかめ」だと凸凹の隙間に入らずに汚れを綺麗に掻き出せない場合があります。(この時点で薄い白化は消えるものも…)
キレイに洗車ができた後は水気をよく拭き取り脱脂作業をしてコーティングに移ります。
これより後工程はコーティング剤の取扱説明書通りに施工するようにします…
億劫がらずに定期的に点検、洗車、清掃等を行うことで愛車の寿命も長くなりますよ(^^)


コメント