毎年3月下旬から4月初旬になると、道沿いの田んぼに咲いている菜の花。
小さい頃は菜の花よりもレンゲをよくみていた気がするけど、最近見なくなったなぁ〜レンゲ。
ちょっと調べてみると、 レンゲの栽培は1960年代以降に急激に減少したようで、栽培が減った理由として稲の苗を植える時期が早まり、レンゲの栽培時期と重なるようになったことや、化学肥料を容易に使えるようになったこと、農家が家畜を飼わなくなったことで飼料としてのレンゲを栽培することがなくなったことが挙げられるとのこと。
感覚的なものだったけど、上記のようなことがあって見ることが減ってきていたんですね、納得。
そして、ここ数日で桜に葉が出始めました。
ふと思ったんですけど、桜って花が咲いた後に葉が出始めますよね?
花から葉?葉から花?どっちもあるような…
ってことで、ちょっと気になったので調べてみました。
桜といえば、花の後に葉が出るイメージがありますが、品種によって異なるみたいです。
普段よく目にする「ソメイヨシノ」は花が先に咲きますが、他の品種では花と葉っぱが同時進行でできるか、葉っぱが開いてから花が大きくなるというのが一般的のようです。
「ソメイヨシノ」は江戸時代後期に「江戸彼岸桜」と「大島桜」を掛け合わせて誕生したもので、葉よりも先に花が咲くため、見栄えが良い品種として人気を集め、どんどん数が増えていきました。
「桜の花は葉っぱより先に咲く」というイメージが広まったのは、見栄えが良い品種を好む人の手でソメイヨシノが増えていったため、ということから。
菜の花のことを全然書いてなかったので、ちょっとだけ。
・若い葉を食用とするとき→アオナ
・花をつけているとき→ナノハナ
・花のあとに種子ができたとき→ナタネ
と、成長過程で名前が変わるらしいです。
今回はこの辺で。
加藤神社から望む熊本城。(令和3年(2021)熊本城天守閣復旧完了)
現在、「第3の天守」と呼ばれる宇土櫓の解体保存工事が始まっています。
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