佐賀県三養基郡(みやきぐん)みやき町にある綾部八幡神社の参道にあるぼたもち屋さんに行ってきました。
ぼたもちといえば、
このような形や、小判型みたいな形をイメージすると思いますが佐賀県みやき町のぼたもちはちょっと違います。
綾部八幡神社の参道には2軒(橋本屋、喜久屋)のぼたもち屋さんがあり「綾部のぼたもち」、「あやべさんぼたもち」として参拝に来られた方や地元の方々等に親しまれています。
佐賀県の観光サイトからの引用ー
祝いのぼたもちとして知られる綾部のぼたもち。その起源は今から約800年前、鎌倉時代に源頼朝が奥州の藤原氏を征伐した時、当町綾部の城主「綾部四郎大夫通俊(あやべしろうだゆうみちとし)」(藤原幸忠)が手勢を率いて従軍、大いに戦功をたてて凱旋しました。この時里人達は沢山の「もち」を搗き、小豆のあんを塗って戦勝の祝餅として振る舞いました。現在は風の神様として知られる綾部神社の参道の茶店にて販売されています。縁起が良い、幸福を招く「ぼたもち」とされ、家内安全のご利益があると言われています。
綾部八幡神社は千年以上の歴史を持つ「風の神」を祀る神社で、日本最古の天気予報ともいわれる「旗上げ神事」、「旗下ろし神事」という神事が行われ、旗の巻き具合で風雨の襲来や農産物の豊凶を占います。このことから「日本最古の気象台」とも呼ばれています。
橋本屋のぼたもち
1個から購入できるようですが、基本5個単位かな。
料金表は、5、10、15、20個入りの表記です。
こしあん、粗め濃厚
喜久屋のぼたもち
橋本屋さんと同じお値段でしたが、5個入りがなく
料金表は10、15、20個入りの表記です。
こしあん、なめらかあっさりめ
名称はぼたもちですが、米粒が残る程度に軽くついて丸めた餅ではなく、完全な餅を用いるので、一般的に「あんころ餅」と呼ばれるものの方が近いかも。
好みはあると思いますが、どちらも美味しかったです。
現在、綾部のぼたもちは年中販売されていますが、かつては「旗上げ神事」から「旗下ろし神事」までの7月〜9月のみ販売される夏の風物詩でした。
九州一円から参拝客があり、戦前は十数軒の店があったそうですが戦後に店を再開したのは僅か5軒で、その中の1店舗(泉屋)が参道沿いから県道31号線沿いに店を移して営業されています。
綾部のぼたもち 詳細情報
『橋本屋』
- 住所:〒849-0101 佐賀県三養基郡みやき町原古賀2017−1
- TEL:0942-94-2561
- 定休日:木曜日
- 営業時間:8時30分~17時
『喜久屋』
- 住所:〒849-0101 佐賀県三養基郡みやき町原古賀2340−1
- TEL:0942-94-3648
- 定休日:火曜日
- 営業時間:8時30分~18時
佐賀の観光ついでに是非!
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