いつの間にか生産終了していたパチグリル（リプリケーション）…

キャンプでの楽しみのひとつの焚火。今回は私の使用している焚火台の紹介です。

Amazonで「焚火台」と検索すると正規品より検索上位なパチグリルと呼ばれるピコグリルのリプリケーション。（ピコグリル（Picogrill）は、お笑い芸人でYoutuberでもあるヒロシさんも使用していることで有名な焚火台。）しかしパチグリル、パチもん（偽物）のグリル（焚き火台）とは言い得て妙だ…

パチグリル（リプリケーション）はメーカーによってはピコグリルの10分の1くらいの価格で購入出来たりもするので、お使いの方も多いと思います。

ここからは実際に1年程度使用してみての感想や、耐久性などのレビューをしていきます。

使用しているパチグリル（リプリケーション）

私が使用しているのはこちら、五徳の高さが調整可能なVicopoの焚き火台。（残念ながら現在生産終了しています。）

価格は忘れましたが、2500円くらいだったかな。本家ピコグリルは14,000円くらいなのでパチグリル（リプリケーション）は粗悪品なんじゃないかと思われる方もいるでしょう。しかし、そんなことは全くない事が分かりました。

次項から詳しく説明していきます。

ピコグリルとの比較

本家ピコグリルとパチグリル（リプリケーション）を比較してみます。

ピコグリルの仕様・特徴

重さ	フレーム、プレート、スピット2本、合計：約448g
素材	ステンレス
付属品	プレート、フレーム、スピット（串）×2、専用袋、日本語説明書
収納サイズ	33.5cm×23.5cm×1cm
組立サイズ	38.5cm×26cm×24.5cm
種類	ピコグリル760,ピコグリル498,ピコグリル398
メーカー	STC社（スイス）

ピコグリルは3種類のバリエーションがありますが、よく使われているのがピコグリル398。重さもわずか約448gと軽量でコンパクトのため、持ち運びには便利です。

薪を一定方向にくべる形状になるので、空気の通りがよく、燃焼効率が抜群に良くなっています。

パチグリル（リプリケーション）の仕様・特徴

パチグリル（リプリケーション）は様々なメーカーが出しているのですが、ここでは私が使用しているメーカーのスペックになります。

重さ	フレーム、プレート、スピット3本、合計：約657g
素材	ステンレス
付属品	プレート、フレーム、スピット（串）×3、軍手、専用袋、日本語説明書
収納サイズ	36cm×25cm×4cm
組立サイズ	38cm×25cm×21.5cm
種類	A4サイズ、B5サイズ

ピコグリル398とほぼ同サイズながら、スピットが１本多い＋α？で重量は200gほど重くなっています。（もやし1袋の重さ（約200g）くらい 。）

比較してみると…

パチグリル（リプリケーション）のスピットの本数が1本多く、重量が少し重いためか収納サイズが厚くなっています。それ以外はほぼ変わりがない、似ている商品となっています。

価格差は、信頼のあるブランド力の差でしょうか。

安くて性能もそこまで変わらないとなると、どうしてもパチグリル（リプリケーション）の方に目が行ってしまいますね。

パチグリル（リプリケーション）を1年程度使用して感じた良かった点

実際に1年使用してみて感じた良かった点を挙げていきます。

・燃焼効率が良い。（形状から、全体的に空気が通るので、よく燃えます。）

・薪を割る必要がない（購入した薪、自然木等程々の大きさの薪を載せることができます。が、鉈や斧は持っておいた方が無難です。）

・薪の追加がすぐにできる（薄い鉄板が湾曲しているだけなので、薪を両サイドから追加できる。）

・軽くてコンパクト（持ち運びやすい。）

・組立やすい（収納袋から取り出しフレームを広げて、プレートを開いて上からはめるだけ。）

・多少雑に使っても良い!?（比較的安価なので気持ち的に…）

パチグリル（リプリケーション）のここはちょっと…な点

・炭が落ちやすい（湾曲したプレートの空気穴から細かい炭などが落ちやすくなっているので焚き火台シート使用のこと。炭などが落ちてもまとめて捨てる時にも便利です。）

・薪や灰の重量に耐えきれずプレートの繋ぎ目が外れそうになることがある（工夫次第で対応可能。）

・長い期間使用すると変形してくる可能性がある（口コミから。）

まとめ

本家ピコグリルを購入するのか、パチグリル（リプリケーション）を購入するのかは自分次第です。人それぞれ価値観は違いますからね(^^)

ピコグリルにしてもパチグリル（リプリケーション）にしても、それぞれ良い点、悪い点はあるので自分のスタイルに合ったものを選びましょう。ここまで似ているとメリットとデメリットは共通している部分が多いかもしれないですね。

私は現在使用中のリプリケーション（パチグリル）をメンテナンスしながらこれからも使用していきたいと思います。（生産終了品ですし結構重宝してますし。）

手頃な焚き火台をお探しの方は一度試してみてはいかがでしょうか。