前回は往復スロープカーで楽をしたので、今回は往路は歩きで。
復路はスロープカーにて…
それから豊前坊高住神社へ。途中、野生の鹿を見ることができました。
日本八大天狗は、愛宕山太郎坊、比良山次郎坊、鞍馬山僧正坊、飯綱三郎、大峰山前鬼坊、大山伯耆坊、白峰相模坊、英彦山豊前坊。
豊前坊天狗神は、欲深い者に対しては子供をさらったり、家に火を付けたりして罰を与え、信仰深く、心正しき者には願い事を聞き届けたりするとされています。
英彦山は九州随一の修験道(山伏)の修行場ということから天狗の住まう聖地とされたのでしょう。
帰りに英彦山牛王宝印を拝受しました。
大寺社が山名や神仏名の文字と主祭神の眷属である霊鳥、宝珠等を組み合わせた意匠を木版に刷ったもので疫病や息災延命の護符。
英彦山の伝承に次のようなものがあります。
継体天皇25年(531年)、魏の国の僧善正が山中で修行中、猟師「藤原恒雄」と会い、殺生の罪を説き聞かせました。
しかし恒雄は、その戒めを聞かず猟を続け、一頭の白鹿を射殺します。
その時、どこからともなく三羽の鷹が飛んで来て、
一羽がくちばしで矢をくわえて引き抜き、
一羽が羽をひろげて傷口をなでて血をぬぐい、
残りの一羽は檜の葉に水にひたして白鹿に含ませました。
すると、白鹿は生き返り、たちまち姿を消し去りました。
その光景を見た恒雄は、白鹿と鷹は神の化身であったと悟り、
弓矢を捨て善正の弟子となり、家財をなげうって上宮三社を建立したと云います。
どう見ても読み方が違うのでは?と思い調べてみると、別の読み方の説もあるようで…
コメント