そもそもパンゲアってなに?

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パンゲア大陸(パンゲアたいりく)とは、ペルム紀から三畳紀にかけて存在したといわれる超大陸です。

パンゲア(Pangaea/Pangea)という名前は古代ギリシャ語のpan(πᾶν, 全ての、全体の)Gaia(γαῖα、ガイア、大地)からきています。漢名は盤古大陸(ばんこたいりく)。

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ペルム紀(ペルムき:Permian period)は、今から約2億9900万年前から約2億5100万年前までを指す地質時代である。ただし開始と終了の時期はそれぞれ数百万年の誤差がある。

三畳紀(さんじょうき:Triassic period)は、現在から約2億5190万年前に始まり、約2億130万年前まで続く地質時代である。トリアス紀(トリアスき)と訳すこともある。

大陸移動説

1912年にアルフレート・ヴェーゲナーは、自身の提唱する大陸移動説の中で、現在の諸大陸は分裂する前に一つであったとの仮説を考え、この大陸を「パンゲア大陸」と命名しました。

当初、大陸を動かす原動力が説明されておらず、このような移動は物理的にありえないと亜流扱いされていたが、ヴェーゲナーの死後、1950年以降次々に新事実が見つかり、プレートテクトニクス理論として再評価されています。

概要

古生代ペルム紀の終わりである2億5000万年前頃に、ローレンシア大陸、バルティカ大陸(ローレンシア・バルティカ両大陸は既にデボン紀には衝突し、ユーラメリカ大陸を形成していた)、ゴンドワナ大陸(ペルム紀初期にはユーラメリカと衝突)、シベリア大陸などすべての大陸が次々と衝突したことによって誕生し、中生代三畳紀の2億年前ごろから、再び分裂を始めました。

超大陸の完成時、地球内部からスーパープルームが上昇して世界各地の火山活動が活発になり、ペルム紀と三畳紀との境界(P-T境界)に当時生きていた古生代の海洋生物種のうち、実に95%以上が絶滅しました。

当時の海水準は高かったため、大半の時代は、浅海によって幾つかの陸塊に分かれていました。

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スーパープルーム(superplume:スーパープリュームとも)は、地球のマントルに生じる対流のうち、最下部のコアとの境界付近から地殻に向かう巨大な上昇流。 地震波トモグラフィーの研究から、南太平洋やアフリカ大陸直下に直径数千キロメートル程度のスーパープルームがあることがわかっている。

P-T境界(英: Permian-Triassic boundary)は、地質年代区分の用語で、約2億5,100万年前の古生代と中生代の境目に相当する。

大陸の形態

パンゲア大陸は、赤道をはさんで三日月型に広がっていました。三日月内部の浅く広大な内海であるテチス海では多くの海洋生物が繁殖。その一方、内陸部は海岸から遠いため乾燥した砂漠が荒涼と広がっていました。ほぼ全ての大地が地続きで動植物の移動が促進されたため、生物多様性は現在よりも乏しく均質でした。

1億8000万年前のジュラ紀になると、南北に分裂し、北はローラシア大陸、南はゴンドワナ大陸となり両大陸は、更に分裂していきました。

パンゲア大陸の形状については、三日月型ではなく、上記地図のユーラシア大陸の凹みとオーストラリア大陸の凸部とが丁度つながり、丸くなっていたという説もあります。

※『ウィキペディア(Wikipedia)』を参考にしてみました。

「パンゲア」は小さい頃の授業で大陸移動説の話を聞いて心躍ったなぁ。ひとつの説であくまで推定なんだろうけど…カンブリア紀、デボン紀、ジュラ紀、白亜紀なんかは小さい頃に図鑑で見たような記憶はあるけど、改めて調べてみると勉強になりますね。

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